ヘルペスウイルスの種類
単純ヘルペスウイルス
単純ヘルペスウイルスは傷口などがあれば体のどこでも感染します。
単純ヘルペスの発症部位 1982~2002年3月 調査対象人数1690人 資料:慈恵医大症例
| 臨床病型 | 病列数 |
| 口唇ヘルペス | 469 |
| 再発性性器ヘルペス | 319 |
| 顔面のヘルペス | 230 |
| カポジ水疱様発疹症 | 197 |
| 臀部のヘルペス | 136 |
| 急性型性器ヘルペス | 100 |
| ヘルペス性ひょう疽 | 69 |
| 躯幹・上肢のヘルペス | 45 |
| 下肢のヘルペス | 38 |
| 歯肉口内炎 | 22 |
| 恥丘・肛囲のヘルペス | 22 |
| 耳・頭部のヘルペス | 10 |
単純ヘルペスウイルスは、HSV−1とHSV−2の種類に関係なくどこでも発症します。また、HSV−1に感染している方でも、HSV−2に感染することが分かっています。しかし、最初にHSV−2に感染するとHSV−1には感染しません。
水疱・帯状疱疹ウイルス
水疱・帯状疱疹ウイルスに感染すると、かなりの割合で水疱瘡(みずぼうそう)を発症します。初めて感染した時は、水疱・帯状疱疹ウイルスは、三叉神経節や胸郭神経節などに潜伏します。
水疱・帯状疱疹ウイルスは単純ヘルペスウイルスが発症されるヘルペスとは違って、頻繁に再発することはありません。
サイトメガロウイルス
このウイルスは、母から子への胎盤、産道、母乳などを介して感染すると言われています。また、唾液や血液によっても感染しますが、大半の方はそのまま発病をすることほとんどないそうです。
ヘルペスウイルスの共通点
- 感染後神経節などの特定部位に一生潜伏
- 再活性化する
- 人から人への感染
- 親から子への感染することがある
- 免疫不全者の方など日和見感染を起こして重症化となるおそれがある
「エイズ
」が発病するなどした場合は、免疫力の低下を起こしてしまい、重度症状を示す場合もあります。