帯状疱疹について
帯状疱疹とは
帯状疱疹が発症すると、体の左右どちらか片方に、帯のように水ぶくれができ、強い痛みを伴います。
この帯状疱疹は、水疱・帯状疱疹のウイルスに感染することによって起こります。水疱ー帯状疱疹ウイルスに初めて感染した時、よく耳にすることがある「水疱瘡」が発症します。水疱・帯状疱疹ウイルスは、その後何年も知覚神経に遺伝子の形で潜伏して、再発のタイミングを伺ってます。
帯状疱疹を発症するのは、一生の内に1~2回くらいと言われており、ヘルペスのように繰返し再発することはありません。また、水疱瘡とは違って、妊婦に影響をあたえることは通常はないようです。
しかし、帯状疱疹の水ぶくれを水疱瘡にかかったことがない人が触れると、水疱瘡を発症することがありますので、幼少の子供がいる場合や大人で初感染になると症状が度重くなることがありますので、出来る限り感染しないように気をつける必要があります。
残念ながら、まだ、帯状疱疹の再発となる仕組みはまだ解明されていませんが、再発の要因として下記のようなことが考えられます。
帯状疱疹再発の要因
- 過労やストレスで免疫の低下
- 老後の免疫低下
- 病気による免疫低下
- 手術などでの免疫低下
以上のことが一部の要因として上げられます。また、発生時期では連休後や年の暮れなどの疲労がたまる季節に発症者が多いとされています。
免疫力の低下とは
免疫力の低下には、2つの要因が考えられます。一つはウイルスなどに感染しての免疫力の低下。もう一つは、年齢が高齢化になるにつれての特定の免疫力の低下です。
